7ヶ月ぶりに熊本へ行ってきた
イベントの収益金をお届けするため熊本へ
毎年秋に吉塚のお寺「西林寺」さんで開催されているイベントCandle Night Live(2016年は10月9日に開催しました)は例年、カンボジアを支援する為の活動を行っています
今年は4月に起こった熊本震災の復興を少しでもお手伝い出来ればと考え、イベントの飲食ブースの利益に関しては全て熊本の復興の寄付金として使わせて頂く事にしていました
その寄付金をお届けする為に5月のお手伝い以来7ヶ月ぶりに熊本へ向かいます
<前回、熊本に伺った際のブログは以下>
12月17日9:30福岡を出発
今回は私を含めキャンドルナイトライブのメンバー3名で熊本へ向かいます
福岡都市高速が謎の大渋滞で九州自動車道の太宰府インターに着くまでに結構時間がかかりました
熊本に到着
九州自動車道に入ってからはスムーズに車が流れていたものの、都市高速の渋滞が響いて熊本に到着するのに2時間ちょっとかかりました
前回来た際には多くの家の屋根にブルーシートがかけられていたので、目にする町の景色に青い色が多かった記憶がありますが、今回は所々青い程度でそれほど青が多いようには思いませんでした
幹線道路沿いは5月に来たときと比べると平穏を取り戻しているように見えました
益城町へ
今回の熊本訪問の最終目的地が益城町にあるお寺「皆乗寺」さんなので、益城町へ向かいます
益城町では前回訪問した際に地震被害の大きさを目の当たりにしました
高速をおりてすぐの幹線道路周辺と違い益城町に入るとまだまだ手つかずの建物が視界に飛び込んできます
至る所で解体工事が行われているのを目にする
もともと建物があったであろうと思われる更地の後ろにはまだまだ手つかずの建物が
ここには生活があったこと、平穏を急に奪われた方々の事を思うと本当に胸が痛む
木山神宮
道中、益城町再興と書かれた看板をだされている神社を見かけたので、立ち寄らせて頂く事に
まだ手付かずの倒れた石灯籠
神社の建物は屋根から下の部分が完全に押しつぶされています
神社を後にしようとしたところ、何やら作業をされていた地元の方々に声をかけられる
お話を聞いてみると10月にパンフレットに載っている紙の灯籠を使ったイベントをされたそうです
お正月にも紙の灯籠と竹灯籠で町を照らし、町を、新年を明るい気持ちで迎えられるようにイベントを開催されるそう
準備をされていらっしゃるのは地元の地域おこしグループの方々
先日活動が新聞にも紹介されたんだそう
お正月に飾る紙の灯籠には皆さんの新年の願い事を書かれているとの事でした
せっかく寄られたんで、良かったら是非書いていって下さいとのお声を頂いたので我々も紙灯籠に2017年の願いを書いて地元の方にお渡ししました
我々もイベントで竹キャンドルを数多く製作しますが、こちらの皆さんは私たちが作られている竹キャンドルは本当に手が込んだもので光が入った際にはスゴく奇麗なんだろうなと言う事が容易に想像出来るレベルの力作揃い
お正月のイベントの様子は恐らくFacebookページにアップされると思います
皆乗寺さんへ
木山神宮を後にし、今回の最終目的地「皆乗寺」さんへ向かいます
前回うかがった際には大きく傾いていた本堂には足場が組まれ、ぱっと見はまっすぐなっているように見えます
前回うかがった際に大きく傾いていた鐘つき堂はやはり危険だという事で解体されています
本堂の中を見せて頂きました
至る所に張り巡らされたワイヤーが本堂を支えています
出来るお手伝いをさせて頂いた後、ご住職手作りのスモークサーモンをごちそうになりました
これが本当に美味しかったです。お世辞抜きに売ってるやつより美味しかったレベル
今後、私たちがどのようなお手伝いが出来るのか、どんなことができれば地元の方に喜んで頂けるのか色々なアイデアを出し合いました
来春にはここで何か面白い事が出来そうな感じです
詳しくアナウンス出来る段階になったらキャンドルナイトライブのサイトに告知が出ると思います
最後に
地震から8ヶ月が経った最近はニュースで熊本の事を目にする機会が少なくなっていると思います
今回熊本の現状を再度目の当たりにして感じたのは、平穏を取り戻す為にはまだまだ支援の手と時間が必要だと言う事です
今後もイベント等を通して出来る範囲で継続したお手伝いを続けて行ければと考えています